2014年12月14日

「インフルエンザ」について教えてください。

インフルエンザ(流行性感冒)は、「インフルエンザウイルス」による感染症で、呼吸器症状を示す他、中耳炎、肺炎、急性脳症を合併することがあります。6か月以上の年齢で、流行時期前に予防接種が可能です。
「インフルエンザウイルス」と「インフルエンザ菌b型(ヒブ)」は全く別のものです。「インフルエンザ菌」はその昔、インフルエンザ患者の痰から見つかり、インフルエンザの病原菌と考えられ名付けられましたが、インフルエンザとは直接関係ありません。
インフルエンザの出席停止期間は「発症後5日、かつ解熱後2日を経過するまで」とされています。すなわち、解熱を確認後も、体温を朝・昼・晩チェックし、その翌日、翌々日も37.5℃未満であれば、この後登校可能です。
幼児においては、「解熱後3日を経過するまで」が、出席停止の目安とされています。

ハートクリニック新山口
院長 林 晶子

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