隣接する施設と連携をとりながら、
子どもたちの健康と成長を見守っています。

画像:連携図
ハートクリニック新山口(小児科・発達相談・訪問診療)、メディキッズ新山口(病児保育所)、はあとキッズi新山口、はあとm+M新山口、はあとf+j小郡南(児童発達支援・放課後デイザービス・医療型児童発達支援センター)、はあと保育園新山口(認可保育園)しらさぎ学級(放課後児童クラブ)の各施設連携
画像:病児保育室

小児一般診療、予防接種、健診のほか、小郡南部地域初の病児保育室が併設されています。

クリニックに併設された病児保育室では、保育士3名が対応し、必要に応じて看護師が対応いたします。また、急変時の対応が迅速に行えます。

訪問診療(小児)

当診療所は、医療型児童発達支援センター、訪問看護ステーションとの連携を行い、小児医療の中心として、小児在宅医療を推進していきます。近年医療技術の進歩によって救える命が増えた一方で、気管切開、経管栄養などの医療的ケアを必要としながら生活している子どもたちが年々増えてきています。2019年11月の山口県における医療的ケア児の実態調査結果報告書によると、山口県の医療的ケア児は約150人もいらっしゃいます。そのような現状の中、当診療所の小児医療、医療型児童発達支援センター、訪問看護ステーションが連携し、地域のお子様を支えるワンストップサービスの拠点エリアとして、「我が子と自宅で普通の生活を送りたい」、「施設や入院生活を送っているが、家に連れて帰りたい」等、ひとり一人のお子様、保護者様の想いを叶えていける小児医療を目指して参ります。

画像:小児の地域包括ケア
小児の地域包括ケア

発達相談外来


お子さまの発達について様々な心配事・疑問を専門の医師にご相談ください。

2020年6月より、発達相談外来を行っております。「うちの子しゃべるのが渥い?」「偏食が強いのかな?」「幼稚園(学校)の先生から発達の遅れを指摘されたけど本当に受診すべき?」など、お子さまの発達について様々な心配事・疑問を専門の医師にご相談ください。 不安に寄り添い、 一緒にお子さまについて考えていく相談外来です。来院されるお子さまの様子にあわせて、診療室も工夫しています。

対象

しゃべるのが遅い ・ 歩くのが遅い ・ こだわりが強い ・ 落ち着きがない ・ かんしゃくが激しい ・勉強についていけない ・ 周りのお友だちと馴染めていないなど

発達相談というと敷居が高く感じる方もいらっしゃいますが、 「ちょっと気になるけれど、 どこに相談したらよいか分からない」という方も多くいらっしゃいます。 そのような 「ちょっと気になる」もどうぞご相談ください。 知能検査も行っております。

発達のことで大丈夫かな?と思ったらひとりで考え込まず、ご相談ください。 お電話でもLINEでも対応いたします。 お子さまとの関わりを一緒に考えでいきましょう。 まずは相談だけでもお気軽にご連絡ください。

利用の流れ

完全予約制(電話またはLINE公式アカウントにて)

  • 月 9:00~17:00
  • 水 9:00~12:00
  • 金 9:00~17:00

予約確定後からのご利用となります。
まずは、ご相談ください。

友だち追加
お電話でのご相談・お問い合わせ
TEL:083-976-2450
  • 1.子どもの発達が気になるので医師に相談したい。
  • 2.電話またはLINEにて診療予約をする。看護師より初期問診あり。
  • 3.問診表を取りに来ていただき、記載。可能であれば事前に提出。
  • 4.診察

  • 担当医師
    友近 喜代子 医師
    岡 桃子 医師

診察後ご希望に合わせ、療育施設利用のための意見書の作成や、療育施設、相談支援事業所の紹介を致します。

院内処方

画像:薬袋

院内処方のメリットは何と言っても、薬局への移動の手間・時間を省くことができることです。小さなお子様をお連れの場合は、雨の日など特に具合の悪い子を抱えてもう一軒寄るというのは大変なものです。当クリニックでは会計を待つ間にお薬も出来上がり、待ち時間にはキッズスペースや授乳室もご利用いただけます。

また、院内処方にすることにより、診察した医師がお薬について説明しますので、処方の目的等をお伝えすることができます。また、お薬の種類や量を変更したいという希望があった場合にも、その場に医師がおりますので、変更をスムーズに行うことができます。

当診療所で出来る検査内容

1.超音波検査(エコー)

画像:田中ビネー知能検査Ⅴ

超音波検査は、検査機器から発信された超音波の反射信号を読み取ることで、皮下や内臓の形態変化や動きを調べる検査です。専用のプローブを体に押し当てて検査を行いますが、痛みはありません。レントゲン検査やCT検査のように放射線被ばくをすることもありません。 成人と比べて小児は放射線への感受性が高く、体に対する長期的な影響を考えると、できるだけ被ばくする検査を避けることが望ましいです。小児の腹痛の原因としては、胃腸炎や便秘が多いのですが、中には“盲腸(急性虫垂炎)”といった比較的緊急に治療が必要な病気が隠れていることがあります。そのような際に超音波検査で確認していこうと考えています。健診で新生児の心雑音が見つかることもあり、心臓に異常がないか診ていけたらよいと思います。

2.アレルギー検査

画像:ドロップスクリーン

ドロップスクリーン

腕からの採血が不要となり、指先に小さな針を刺して数滴だけ血液を採取してアレルゲン(アレルギーの原因物質)を調べることができます。さらに、これまでは採血を行ってから、専門の機関での検査が必要なため、検査結果の取得までに1 週間かかっていました。しかし、ドロップスクリーンでは、採血した数時間で結果がでるため、翌日に検査結果が分かります。翌日から治療を始めることができます。

大きな針を刺す必要がなく、指先から採血する際も小さな針を刺すだけですので、少しチクリとした程度で痛みが少なくお子さまへの負担を最小限に抑えることができます。これまで注射を嫌がっていたお子様や痛みが苦手な方におすすめの検査方法です。

画像:アレルゲン41項目
画像:アレルギー検査の流れ

3.胸腹部X線(レントゲン)検査

肺や心臓、消化管など胸部や腹部の異常がないか調べる検査です。

4.視力スクリーニング検査

視力の悪い状態で止まってしまう“弱視”の原因となる斜視や屈折異常(遠視、乱視、近視、不同視)をスクリーニングする機器(スポットビジョンスクリーナー)です。検査は短時間で負担もなく、安全に行うことができます。①   お子さんと対面すると自動で検査が開始され、約2秒で検査は終了します。②   検査が終了し1分以内には結果がわかりますので診療時間内に結果をお渡しすることができます。

5.知能検査

画像:田中ビネー知能検査Ⅴ

田中ビネー知能検査Ⅴ:対象 2歳~成人まで

日本ではよく用いられている知能検査です。

WISC-Ⅳ:対象 5歳~16歳まで

ウェクスラー式知能検査の一つで、世界でも広く利用され、子どもの知的発達の様相を多面的に把握することができます。

6.黄疸検査

画像:黄疸計

経皮ビリルビン濃度測定

小児科としては珍しい黄疸計を導入しています。
生後2週間健診で黄疸検査を行います。

7.難聴スクリーニング検査

画像:黄疸計

機器名:耳音響放射検査装置 ウェルチ・アレンOAEスクリーナー

幼児、小児の難聴をスクリーニングできる機器です。検査には痛みを伴うこともなく安全に行うことができます。検査終了時、その場で結果をお渡しすることができます。乳幼児健診と合わせて、検査を行うことも出来ます。聞こえているのかな?言葉に発育が遅いかな?と思われたら一度検査をお勧めします。※気づかれていない難聴が、発語や言語、認知的、社会的、情動的発達の遅れの原因となり、お子さんの学力や可能性に悪影響を及ぼすことが研究で示されています。