隣接する施設と連携をとりながら、
子どもたちの健康と成長を見守っています。

クリニックに併設された病児保育室では、保育士3名が対応し、必要に応じて看護師が対応いたします。また、急変時の対応が迅速に行えます。
当診療所は、医療型児童発達支援センター、訪問看護ステーションとの連携を行い、小児医療の中心として、小児在宅医療を推進していきます。近年医療技術の進歩によって救える命が増えた一方で、気管切開、経管栄養などの医療的ケアを必要としながら生活している子どもたちが年々増えてきています。2019年11月の山口県における医療的ケア児の実態調査結果報告書によると、山口県の医療的ケア児は約150人もいらっしゃいます。そのような現状の中、当診療所の小児医療、医療型児童発達支援センター、訪問看護ステーションが連携し、地域のお子様を支えるワンストップサービスの拠点エリアとして、「我が子と自宅で普通の生活を送りたい」、「施設や入院生活を送っているが、家に連れて帰りたい」等、ひとり一人のお子様、保護者様の想いを叶えていける小児医療を目指して参ります。
新しく発達相談外来を行っています。来院されるお子さまの様子にあわせて、診療室も工夫しています。
相談のみ:500円
相談+マッサージ:2,500円
産後は体が元に戻るまで体力的にも大変ですし、ホルモンの影響で精神的にも不安定になりやすい時期です。その時期のお母さんのサポートをこの生後2週間健診や母乳育児相談などを通して行っています。山口市より産後ママの母乳育児サポート事業(産後ケア事業)の委託を受けています。
院内処方のメリットは何と言っても、薬局への移動の手間・時間を省くことができることです。小さなお子様をお連れの場合は、雨の日など特に具合の悪い子を抱えてもう一軒寄るというのは大変なものです。当クリニックでは会計を待つ間にお薬も出来上がり、待ち時間にはキッズスペースや授乳室もご利用いただけます。
また、院内処方にすることにより、診察した医師がお薬について説明しますので、処方の目的等をお伝えすることができます。また、お薬の種類や量を変更したいという希望があった場合にも、その場に医師がおりますので、変更をスムーズに行うことができます。
Dr.モモコ(岡桃子医師)のはあとMamaサロン。
子育て中の医師と助産師のコンビで自身の経験も踏まえながら育児でのお悩み相談に応じます。月に1回のペースで開催しております。なかなか診察中には聞きにくい育児のあれこれをこの機会にお話ししてみませんか。お問い合わせ、お申し込みはお電話、LINEからお願いします。
超音波検査は、検査機器から発信された超音波の反射信号を読み取ることで、皮下や内臓の形態変化や動きを調べる検査です。専用のプローブを体に押し当てて検査を行いますが、痛みはありません。レントゲン検査やCT検査のように放射線被ばくをすることもありません。 成人と比べて小児は放射線への感受性が高く、体に対する長期的な影響を考えると、できるだけ被ばくする検査を避けることが望ましいです。小児の腹痛の原因としては、胃腸炎や便秘が多いのですが、中には“盲腸(急性虫垂炎)”といった比較的緊急に治療が必要な病気が隠れていることがあります。そのような際に超音波検査で確認していこうと考えています。健診で新生児の心雑音が見つかることもあり、心臓に異常がないか診ていけたらよいと思います。
肺や心臓、消化管など胸部や腹部の異常がないか調べる検査です。
視力の悪い状態で止まってしまう“弱視”の原因となる斜視や屈折異常(遠視、乱視、近視、不同視)をスクリーニングする機器(スポットビジョンスクリーナー)です。検査は短時間で負担もなく、安全に行うことができます。① お子さんと対面すると自動で検査が開始され、約2秒で検査は終了します。② 検査が終了し1分以内には結果がわかりますので診療時間内に結果をお渡しすることができます。
田中ビネー知能検査Ⅴ:対象 2歳~成人まで
日本ではよく用いられている知能検査です。
WISC-Ⅳ:対象 5歳~16歳まで
ウェクスラー式知能検査の一つで、世界でも広く利用され、子どもの知的発達の様相を多面的に把握することができます。
経皮ビリルビン濃度測定
小児科としては珍しい黄疸計を導入しています。
生後2週間健診で黄疸検査を行います。
機器名:耳音響放射検査装置 ウェルチ・アレンOAEスクリーナー
幼児、小児の難聴をスクリーニングできる機器です。検査には痛みを伴うこともなく安全に行うことができます。検査終了時、その場で結果をお渡しすることができます。乳幼児健診と合わせて、検査を行うことも出来ます。聞こえているのかな?言葉に発育が遅いかな?と思われたら一度検査をお勧めします。※気づかれていない難聴が、発語や言語、認知的、社会的、情動的発達の遅れの原因となり、お子さんの学力や可能性に悪影響を及ぼすことが研究で示されています。