ワクチン名 |
定期接種として可能 |
任意接種として可能 |
|
水痘 |
1歳~3歳未満 ①1歳
↓3か月以上
②3歳未満まで
|
3歳以上 |
- 合併症:とびひ、蜂巣炎、敗血症、肺炎、肝炎、脳炎など
- 水痘にかかったことがある人は、将来免疫力が極端に低下したときに、帯状疱疹を発症することがある
|
B型肝炎 |
2か月〜1歳未満 ①2か月
②3か月
③7~8か月
|
1歳以上 ①
②:①から4週以上あける
③:①から20週以上あける
|
- 母子感染予防は保険適用
- 感染状態が続くと、将来、肝硬変、肝がんへ移行する可能性がある
|
おたふくかぜ |
|
接種例 ①1歳
↓
②年長児
もしくは
①
↓
②:①から5年程度あける
|
- 合併症:髄膜炎、脳炎、難聴、精巣炎など
- おたふくかぜにかかった場合の難聴(1人/1000人)は治療困難であるが、予防接種により予防できる
|
三種混合 |
四種混合ワクチンで4回接種(①~④)を行う |
⑤年長児 ⑥小学6年生:DT(二種混合)
|
- ジフテリア、百日咳、破傷風の混合ワクチン
- 年長児~青年期で再度、流行する百日咳を予防する
|
ポリオ (不活化) |
四種混合ワクチンで4回接種(①~④)を行う |
⑤年長児 |
- 重症ポリオ感染症:肺炎、呼吸不全、手足の”まひ”
- 手足の”まひ”は後遺症として残る
- 海外ではポリオ流行地域がある
|
髄膜炎菌 |
|
①小学6年生で推奨 |
- ペットボトルの回し飲みなど、飛沫あるいは分泌物によりヒトからヒトへ感染する
- 侵襲性髄膜炎菌感染症は発熱・頭痛・嘔気などの風邪症状から項部硬直・羞明(光を異常に眩しく感じる)・皮下出血などの特徴的な症状がみられ、進行が速い
- 予防できるのは髄膜炎菌ワクチンのみ
|